2022.08.01
8/1 横浜AC-net会議
アーツカウンシルについての学び。
本会は「アーツカウンシル鹿児島準備機構」を兼務しています。
ここに今夏、アーツカウンシルについて学んだ事を要約して記録しておきます。
アーツカウンシルは、専門性、自立性、中立性をもった文化振興組織といわれています。
そのミッションは文化振興だけに留まらず、ARTによって地域の魅力や問題解決・共生社会や社会包摂をも担うといわれています。
現在全国で、すでに立ち上がり活動を始めている都道府県、模索中の都道府県などさまざまなです。
ですがここ数年で金沢、信州、名古屋、埼玉、京都など次々いろいろな地域で新設されます。
横浜が先進で、今年アーツコミッション・ヨコハマは15周年、横浜市庁舎にて展示やシンポジウムが行われていました。
改めて文化の意義についてお話を伺い、「ウェルビーイング」「サードプレイス」「ダイバーシティ」といったWordとともに、「縦割りと揶揄されがちな行政に横串をさすような存在」「場で人がつながる仕掛け」「多様性受容の場」として、今後一層その必要性が強調されました。
鹿児島から、ホールに関する音楽、舞踊、芸能分野は一定の振興が図られているものの、市民への効果の高い県都に美術振興の〝場〟がない現状についてお話をしてきました。