2021.12.03

12/3 大分研修旅行1日目

12/3 大分研修旅行1日目です。
アーツカウンシル・ネットワーク(AC-net)ミーティング会議に参加しました。
ご担当さま大変お世話になりました。

iichiko総合文化センター(NHK大分併設)四階 中会議室にて開催地である(公財)大分県芸術文化スポーツ振興財団さまからのご挨拶からはじまりました。
大分は、東アジア文化都市に認定され、ホールと美術館を『五感の翼』と名づけ商標登録中だとか。
今後議論すべきトピックについての協議があり、そのあと
⑴沖縄アーツカウンシル
⑵アーツ・コンソーシアム大分
⑶おかやま文化芸術アソシエイツ
さま方からの先進的な事例紹介が続きました。

各地のアーツカウンシルは、それぞれの地域でいろいろな特質や問題を抱えながら、行政や財団や経済団体やメセナ企業などと協働しつつ、挑戦的な活動を模索している事がわかりました。

現在、図書館法と博物館法が改正されるところだそうです。
条例の見直しをしている途中だという沖縄のお話もありました。
この1〜2年で、相当数のアーツカウンシルが各地で立ち上がる見込みだそうです。

今後のアーツカウンシルネットワークの取り組みについて、年1.2回の会議を行うことなどが方向づけられました。

今回我々は、オブザーバーとして参加いたしました。アーツカウンシル準備機構 鹿児島事務局長 塩津洋一より「運営支援について」の質問をするなど、鹿児島県の現状も知っていただけこれからの活動への大きな糧を得られました。

日本文化芸術振興財団及び司会進行の杉浦さま、開催地大分の方々はじめ、オンライン参加の皆様方、どうもありがとうございました。
その後私どもは、隣接の大分県立美術館周辺立地、センターや隣り合う市街地を散策しました。(やや考現学的視点の写真が多いですが、、、)

大分は、経済同友会が先進的に提言を発信し、ベッププロジェクト、温泉観光や食文化と絡め県立美術館設立を牽引し、アーツコンソーシアム大分の設置、ラグビー等スポーツとの協働へと活動を広げてきたことが特徴的で、鹿児島県も参考になることが多いと思われました。(ちなみに大分県は人口約110万人都市。)

アーツカウンシルネットワークは、これからより一層、地域の文化や活動の可視化や評価基準などの知見を深めあう場となりそうです。
会議不参加コース組は、大分の自然と融合した大分市美術館を鑑賞し、市街地某レストランで大分わがまちの美術館を誇りに思い、日常的に来訪しているというまさに〝県民と共に有る美術館〟のなまの声を聞けたとの事で、こちらも大きな収穫を得たようです。

>大分研修旅行 2日目 Part1 はコチラ<